リフォームの工事期間

キッチンの場所自体は変えずに、キッチンの設備単体のみを新しく交換する場合、工事にかかる期間の内訳は以下のようになります。

・既存キッチンの解体・撤去 ： 1日
・キッチン床の下地補修・給排水工事 ： 3日
・キッチン機器の取付・調整 ： 2日

・合計工期 ： 6日

もちろんこちらは一例なので、詳しい日数については施工してくれる業者に直接尋ねてみましょう。
キッチン設備の種類によって若干の差はありますが、およそ1週間～10日前後と覚えておきましょう。

続いて、キッチン設備の交換だけではなく、間取り自体を変えてキッチンの位置や向きを変更する場合、キッチン設備単体の工事に比べると当然ながら工事の期間は長くなります。
上記のキッチン単体の工事に加えて、既存壁の撤去、壁の新設、下地修繕などが必要になり、各工事にかかる日数は以下のようになります。

・旧キッチン・新キッチンの下地修繕 ： 3日
・内装工事・既存壁の撤去・壁の新設 ： 4日

また、キッチンの場所を移動するとなると、水道工事・キッチン設備取り付け工事・電気工事も必要となり、この作業は1〜2日かかります。

・給排水管工事・下地工事・電気工事 ： 1〜2日

つまり、キッチン単体の工事期間にプラスで約1～2週間かかる、と考えておくと良いでしょう。

・間取り変更などを伴う大掛かりなキッチンリフォームの合計工期 ： 2～3週間

また、工事内容によっては給湯・給水管や下水管移設、更には壁や床の改修工事が必要な場合があるので注意してください。
このような場合は、それぞれの作業でプラス1日ずつかかると覚えておきましょう。

リフォームの間キッチンを使えない場合でも料理を作りたいといった場合は、ご自身で市販のガスコンロなどを用意しないといけない点も注意しましょう。

浴室リフォームは、浴槽本体だけを変える場合、浴槽の交換作業のみですので、1日で終了します。
ユニットバス全体を交換する場合は、解体、ユニットバス組み立て、ドア取り付けに加え、水道工事や電気工事も必要になり、合計で4日ほどかかります。

・浴槽のみの交換 ： 1日
・ユニットバスのリフォーム ： 4日

また、タイル風呂をユニットバスにリフォームする、といった場合は大規模な工事になるため、上記より工事期間は長くなります。

リフォームを行う場合、土台にコンクリート等が使われているので、まずは木工事や配線、土間の基礎工事も行います。
このような作業がある分、タイル式のお風呂の床や壁を取り壊してユニットバスにする場合には、平均で4～7日かかります。

・タイル風呂からユニットバスへのリフォーム ： 4～7日

気をつけないといけない点として、コンクリート基礎工事は、夏と冬とで乾くまでの所用時間が変わってきます。
浴室リフォームを行う時期や気候によって、予定していた工期がずれてしまう場合があることを覚えておきましょう。

便器・便座の簡単な取替えであれば、工事は1日で終了します。
しかも、1時間半～2時間ほどで済んでしまう場合がほとんどです。

その他、トイレの小規模リフォームの工事期間は以下のようになります。

・洋式から洋式へのトイレ交換 ： 半日〜1日
・和式から洋式へのトイレリフォーム ： 2～3日
・トイレ室内の壁や床を交換 ： 1～2日

トイレを交換する際に、配管位置が多少ずれていてもアジャスターで設置するタイプのトイレであれば、配管工事は不要で済む場合が多いです。
しかし、別途配管や内装工事が必要になる場合は、期間は3～5日になることもあります。

・配管・内装工事を伴うトイレのリフォーム ： 3～5日

工事内容、設置する設備により日数は大きく変動する場合があるので、詳しい工期はリフォーム業者に確認するようにしてください。

トイレの工事中は、建物の水を根元から止める場合もあり、トイレ以外の水周りも使えなくなることもあります。
トイレリフォームの際は、工事中に水を止めないといけないのか、止まるのであればいつになるのかも忘れず確認しておきましょう。

リビングリフォームの工事期間は、具体的には何をリフォームするか、リビングの広さがどの程度かによって変わります。
例を挙げると以下のようになります。

・フローリングの張り替え ： 3日前後
・床暖房の追加 ： 1～4日
・壁紙の張り替え ： 1〜2日

その他、壁収納の追加や、配線変更等があると工期が長くなることがあります。
また、窓を増設する場合は、さらに工期が伸びると覚えておきましょう。